FPの浄化技術部って、正直どんな仕事ですか?
新卒で入った当初は、正直ピンときませんでした。土壌汚染は目に見えないですし、話を聞いても実感が湧かなかった。でも実際に現場に出ると、敷地の広さや扱う土の量に圧倒されました。そして何より、確認事項や検討事項の多さ。調査結果の通りか、工事内容は適切か、一つひとつ確かめながら進めていく仕事だと知りました。決められたことをこなすのではなく、常に考えながら動く仕事だと感じました。
土壌汚染の仕事は、すぐに終わるものだけではありません。調査から工事完了まで、長い案件だと4〜5年かかることもあります。工事だけでも1年以上現場にいることも珍しくない。しかも途中で条件が変わることもある。そのたびに営業や調査、時には行政とも協議しながら計画を組み直します。単なる作業ではなく、プロジェクトを最後まで支える役割だと思っています。
だからこそ、FPの工事は「現場力」だけでは足りない仕事だと思っています。どうすればこの土地を次に使う方にとってより良い状態にできるのか。そのためになにが必要なのかを現場で考え続けていく。技術的なところはもちろん大事ですが、それだけでは完結しません。調査結果や案件の背景も踏まえながら、全体を見て判断していく仕事だと思います。
浄化技術部のやりがいと、大変なところは?
大変さで言えば、責任の重さはかなりあります。土壌汚染問題は社会的な影響も大きく、間違いが許されない仕事です。それでも続けてこられたのは、目の前に困っている人がいるからだと思っています。無事に完了し、「ありがとう」と言っていただけたときに、この仕事の意味を実感します。
FPの工事は、楽な道を選ばない仕事だと思います。手間や調整が多い案件ほど僕たちが入る意味がある。正直大変ですが、対策工事が無事に終わったときの安心感は大きいです。声をかけ合いながら進めていく。難しい局面を乗り越え、やり切ったと思えた瞬間の一体感は格別です。
ICTの活用も進み、現場管理や情報共有はかなり合理化されています。データをもとに判断し、チームで共有する体制が整っている。そうした取り組みを社員発信で進められるのは、FPらしさだと思います。
若手でも早い段階から考える場面が多いのも特徴です。いきなり任されるわけではありませんが、「どうしたい?」と問いかけられる。その積み重ねが成長につながっていると感じます。
FPの浄化技術部に向いているのは、どんな人ですか?
スキルや知識は、あとからいくらでも身につけられます。でも、人と向き合う姿勢や価値観はなかなか変えられない。だからこそ大事なのは、人間力だと思っています。現場では営業や協力会社など多くの人と関わる。少し世渡り上手なくらいの柔らかさがある人のほうがうまくいくことが多いですね。結局、人を動かせるのは、信頼される魅力のある人だと思います。
工事は現場で指示を出す立場でもあります。年上の職人さんにお願いする場面もありますし、伝え方ひとつで現場の雰囲気は大きく変わる。だからこそ、強さよりも柔らかさや丁寧さが大事だと感じています。想定通りに進まないこともありますが、そのたびに「どう進めるか」を周りと相談しながら考えていく。人と向き合いながら前に進めることを面白いと思える人は、この仕事に向いていると思います。
現場では想定通りにいかないことも多い。そんなときに立ち止まらず、「じゃあどうするか」と前を向けるかどうかが分かれ目です。完璧でなくていい。ただ、一緒に働きたいと思える人かどうか。それが、最終的にはいちばん大きいと思っています。
長期にわたるプロジェクト。高い技術と判断力。社会と向き合う責任。フィールド・パートナーズの工事は、単なる現場仕事ではありません。複雑な課題を引き受け、チームで解決策を検討し、より良い社会へと導く仕事です。ここで積み上げた経験は、確実にプロフェッショナルとしての力になります。
